WeChat微信と決済を活用した無人コンビニが上海に登場

Iotが進む中国でWeChatを利用した無人コンビニエンスストアの実験がスタート。
どのような運用をしているのか、実際に店舗を訪れて利用してみました。

店舗はQRコード、RFIDタグ、スキャンなどの自動認識技術と、
WeChatの公式アカウント、WeChatPayの決済などをフル活用して、
無人化を実現していました。

店舗へ入店をして商品購入から店舗を出店するまでの、
一連の流れをご紹介したいと思います。

自動認識技術を集結させた無人コンビニの実態

無人コンビニエンスストア店舗に入店

店舗は施錠されており、自由に出入りが出来ない状況になっています。

その為、まずは自動ドアの横に表示しているQRコードをスマホでスキャンします。
スキャンを行うとWeChat公式アカウントのフォロー要請があります。
この公式アカウントは「無人コンビニエンスストア」企業の公式アカウントです。

アカウントフォローを行うと、店舗内に入るために必要な、
認証コード入力の案内画面が通知されます。
この認証コードを入力するためには、案内画面に自分の携帯番号を入力。
携帯番号を入力すると、認証番号がショートメールで携帯に送信されます。

ショートメール送信された認証コードを、案内画面に入力して登録すると、
同時に自動ドアのロックが解除されます。

ドア横に表示されているQRコードには「店舗識別の情報」が含まれており、
「識別コード」を入力した時点で「店舗識別の情報」と「識別コード」を紐付けて、
自動ドア解除がされる仕組みのようです。

商品を購入する

ドアの施錠が解除された後は店内に入って、
普通のコンビニエンスストアと同じように商品購入を行います。

商品一点一点には四角いシートが張られ、このシール内に「RFIDタグ※」が内蔵。
このRFIDタグには商品情報が保存されています。

商品を選んだ後は、レジのエリアに商品に持って行き、
所定の場所に商品を置くとRFIDタグ情報が読み取られ、
画面に商品情報、数量、金額、QRコードが表示されます。

QRコード内には金額情報が含まれており、
スマホでスキャンを行うとWeChatPayで決済を行うことが可能です。

無人コンビニエンスストア店舗から外に出る

決済が完了をすると入り口の自動ドアの施錠が自動的に解除され、
店内から外に出る事ができます。

基本的にWeChat公式アカウントとの連動が必須情報となる、
無人コンビニエンスストアですが、若い世代の殆どがWeChatを導入していますし、
このWeChatを利用する事で個人情報を特定して、万引きなど不正防止に活用しています。

無人という事で販売されている商品は基本的に一般的なコンビニエンスストアに比べると、
価格面でもリーズナブルに扱っているのが特徴的です。

先にもご紹介した通り「自動認識技術」を集めてオープンした無人コンビニエンスストア。
今後、中国での店舗経営の新しい体系になるかも知れません。

※RFIDタグとはICチップなどと呼ばれ金属のアンテナとチップが組み込まれており、
リーダー機器へ情報を送信することで、チップ内の情報を読み取ることができる技術。
日本ではSuicaなどの交通カード、ホテルのカードキー等がRDIF技術によるものです。

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