中国で電子マネー決済が急増する5つの背景

電子マネー大国となりつつある中国。
中国は電子マネーの利用の幅が広まり、IoTとの連動など新しい付加価値を持つ商品が登場し、
新規ビジネスも生まれ続けています。

しかし中国が何故、電子マネーの普及が急速に広まったのか?
この部分は利用の便利さ以外に中国独自の背景が要因になっています。

今回はWeChat微信を含めた電子マネーが広がりを見せた、
一般的な理由と中国独自の背景について併せてご紹介をしたいと思います。

電子マネー決済を導入しようとされるお客様から、
「何故ココまで中国人は電子マネーを利用するのか」の質問をよくお聞きしますので、
ご説明を兼ねてご紹介したいと思います。

日本人では考えられない5つの背景をご紹介

現金不要で集計作業が楽

中国では小売業や飲食店での電子マネーの導入は当たり前の用に進んでいますが、
屋台や野菜や精肉などを取扱う市場などのITとは無縁とも思える店舗形態でも、
電子マネー決済の導入が進んでいる状況です。

店舗側は小銭を準備する必要がなく閉店後など売上の集計を行う際に、
今までは小銭を数えなければ売上状況が分からなかったのが、
電子マネーの場合は集計されたデータを確認するだけで完了し集計作業が楽になります。

現金の受け渡しが不要で衛生的

同じく食品を扱っているビジネスにおいては、
食品を扱う手を介して現金の受け渡しがあると衛生的とは言えませんが、
電子マネーの場合はお釣りの受け渡しがなく、
店舗側は消費者が支払った額の確認をするだけで完了。

店舗側、消費者側とも衛生的に決済が完了します。

財布紛失より電子マネーは安心

日本の場合は紛失した財布が戻ってくる、こんな経験をした方もいるかと思いますが、
中国の場合は紛失した財布が戻ってくる事は皆無に等しく、
その為、電子マネーで現金管理をしておく方が紛失時の事を考えると、
現金を利用されるリスクが無く安全なのです。

WeChat微信の決済を例にあげると、決済を行うまでに以下の流れが必要です。
・スマートフォンの指紋認証などでスマートフォンの解除を行う。
・WeChat微信を起動し決済画面の立ち上げパスワードを入力する。
・決済を行う際に6桁のパスワード入力を行う。
と言う流れとなり三重のチェックを行わなければ、決済利用が出来ません。

財布は紛失すればオシマイですが、電子マネーはセキュリティが確保されており、
携帯を紛失したとしても、第三者が電子マネーを利用するのは非常に難しいのです。

偽札を気にする必要が無い

日本では考えられませんが経営者側が非常に注意を払うのが偽札を受け取らない事。

10元の商品の代金決済で受け取った100元札が偽札だった場合、
店舗側は10元の商品代とお釣りで渡した90元を損してしまいます。

逆に消費者側も同じ事が言え、お釣りで受け取った90元の内50元札が偽札で、
50元損をしてしまう事も発生するのです。

またレジ管理を任せているスタッフが売上の一部の100元札を、
偽札にすり替える可能性も有りえます。

電子マネーにする事でこのような偽札の脅威が無くなり、
安心して決済のやり取りが行えるのです。

盗難を恐れる必要が無い

今まで中国では自動販売機を見かける事が少なかったのですが、
最近は地下鉄ホームなど夜のセキュリティが保証された場所に設置される事が多くなっています。

設置される殆どの自動販売機は現金、電子マネー対応、もしくは電子マネーのみというモデルもあります。
これは自動販売機本体に現金が保管されていないため、現金盗難のリスクが無い点があります。

商品交換をしているスタッフの盗難、窃盗団からの盗難、
自動販売機以外でもレジ打ちを任せているスタッフからの盗難など、
現金がその場にあると必ず盗難のリスクが起き、責任の所在を追求するにも
非常に時間がかかり問題解決まで難しい問題であるのですが、
電子マネー導入はこのようなリスクから経営側の心配点を無くす事が可能です。

以上、中国で電子マネーが爆発的に導入が進んでいく背景をご紹介しました。

日中間でWeChat決済の導入またWeChatを活用した開発をご検討の方、
中国人を知りビジネスに繋げてもらえればと思います。

お問い合わせ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Comment

  1. No comments yet.

  1. No trackbacks yet.


関連記事


Wechat-labのご提供サービス


おすすめ記事

ピックアップ記事

  1. 2017.10.21

    トレース情報を微信WeChatで開示。食の安心を見える化に。

    日本で商品の品質管理問題がニュースを賑わしていますが、品質管理の問題を収束させる場合に商品トレー…
  2. 2017.09.18

    微信WeChat集客術。忍者アトラクションでステッカーゲット。

    中国を含めた華僑に人気がある日本のアトラクションの一つに忍者屋敷があります。そんな人気の忍者屋敷…
  3. 2017.09.14

    偽造防止とIot化に一役。微信製造トレースをご紹介。

    弊社が実際に顧客導入して運用している「WeChat(微信)」と工程管理システムを連動した、偽造防…