Wechat紅包(ラッキーマネー)を使った集客モデル

Wechatの機能を語る上で、中国文化の影響を受けた機能があります。
それは「紅包(ラッキーマネー)」と呼ばれる機能です。

まず「紅包」という中国の文化の理解をする必要がありますが、
「紅包」とは日本語で「ご祝儀」や「おひねり」、「金一封」の意味があり、
結婚式で出席者が新郎新婦に手渡す・それ以外のおめでたい席で主賓へ渡す・
会社が社員に対して給与とは別の報酬として渡すなどを指しています。

お年玉は「压岁钱(yā suì qián)」と言われ「紅包」とは少々意味合いが異なりますが、
これも一つの「紅包」と言って良いかもしれません。

整理すると「ある特定の人物や組織が、関係する友人や知人などに対して渡す金銭」
という意味となります。

中国人の習慣として結婚した時、出産の時に友人・仕事関係者などに、ちょっとした
プレゼントを渡す風習があります。これは相手に対して結婚や出産のお知らせであると
同時に、相手と「幸せを分かち合う」という意味もあるのです。

この習慣と同様に「紅包」を活用する理由として何か自分に取っての祝いごとがあった、
実際に春節(旧正月)を迎えた時など、幸せや喜びを分かち合う際に贈り合うものなのです。
Wechat紅包を使ったキャンペーンの実例

日本人の心理では判り難い、中国人の射幸心を刺激する紅包

彼らの心理には、「紅包」で受け取る金額も重要なファクターの一つなのですが、
それ以上に「紅包」を受け取ったという事実も非常に重要です。

そして受け取った「紅包」に幾らの額が入っているのかと、開けるまで想像すると
興奮して堪らないのです。その後、開封して受け取った金額を確認して一喜一憂し、
同じように受け取った友人や知人と、「幾らもらった?私は幾らだ」と
話し合う時間を共有するのが楽しいのです。

この辺の感覚は日本人と少々違う部分もありますが、
受け取る前・受け取った後・開封する時・開封した後、それぞれの状況で、
「紅包」とは中国人に取って興奮を得るために大切なツールなのです。
日本人の心理では判り難い、中国人の射幸心を刺激する紅包

Wechat紅包を使ったキャンペーンの実例

Wechat機能にも登録している友人に「紅包」を配る機能があります。
登録している「友人全て」または「特定の友人」へ、「同じ金額」または「ランダムな額」を
電子マネーで配ることができるのですが、配られる金額は0.01元から200元まで。

0.01元など少額は正直なところ余りメリットがないようにも思えますが、
先ほどの説明のように、受け取る事実と、ドキドキ感、金額を見た時の一喜一憂、
友人との会話のネタを考えると、この少額というのは重要になるのかも知れません。

「紅包」を贈るという機能、公式アカウントでも同じように活用することができます。
この場合は「ある特定の企業が、不特定多数のお客に対して渡す金銭」になります。
Wechat紅包(ラッキーマネー)を使った集客モデル

どのようにこの機能を使っているのか、そして使うメリットは何かというと、
春節を迎える中国でのキャンペーンとして、指定店舗でWechatを使って商品購入すると、
購入の都度、紅包をプレゼントします。紅包の金額は受け取ってからのお楽しみ。
という遊び心と中国人の射幸心を煽るキャンペーンが展開できるのです。

春節や国慶節の中国長期休暇で日本を訪れた中国人にも同様のサービスが提供できます。
この「紅包」という言葉を聞けば中国人は、何らかの割引を受けられると分かるので、
現金をプレゼントするのではなく、購入後に割引を受けられる、特定商品を貰えるなどの
サービス提供をすることが可能です。

中国人旅行客向けに「シェイク機能」を使った紅包活用術については、
振る!Wechat(微信)シェイク基本利用と集客活用術」を参考にして下さい。

集客に関する記事は以下からご覧ください

Wechat O2Oビジネスで集客と商店街活性化
Wechatフォロアー集客とモーメンツの関係性

シェイクを使ったWeChat運用についてはコチラから

振る!Wechat(微信)シェイク基本利用と集客活用術
WeChat微信ビーコンを活用したイベント集客術のご紹介

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